1年間の保育製作は花を取り入れると楽!
保育士を悩みの一つ、日々の製作。どのような製作を選択すれば、喜んでもらえるか、そもそもアイデアやネタがみつからねぇー!みたいなことを多々経験してきました。そんななか、よくお世話になっていたのが花や木などの植物です。日本は季節があり、春夏秋冬咲く花など多種多様。保育をする上で必要になってくる"ねらい"でも「季節を感じる、知る」「生き物を愛でる、大切にする、知る」といった大事なことを学べるのでとても良い教材です。実際に取り上げてきた花や草木を紹介していきます。
4月
チューリップ→折り紙、ハサミ
桜(4月上旬)→タンポ、絵の具、ちぎり絵
5月
カーネーション(母の日)→折り紙、ハサミ
野草→絵の具、タンポ
6月
蓮の葉っぱ→(カエルと添えて)クレパス、ハサミ
(北海道などではラベンダーとか良さそうですね)
7月
笹の葉(七夕)→短冊飾り、クレパス
海藻(昆布など)→クレパス、絵の具、ハサミ
8月
ひまわり→絵の具、ちぎり絵、紙皿を花に見立てて絵の具やちぎり絵で色塗り
(沖縄などではハイビスカスなんかも良いですね)
9月
すすき→(月などと一緒に)クレパス(すすきを筆にして絵の具遊びも面白そう)
キンモクセイ→やったことないけど、ちぎり紙であらかじめ描いておいた木の上にのりを塗っておいてふりかけると面白そう。
稲→クレパス、絵の具
10月
コスモス→ハサミ、クレパス、花びらを作っておいてのり付け
どんぐり→折り紙、ハサミ、紙粘土を使ってどんぐりケーキ
まつぼっくり→リースのベル、コップを使ってけん玉
11月
紅葉→手のひらに赤い絵の具を落とし、あらかじめ描いておいた木のまわりにペタペタする。山を赤色に塗る。
12月
もみの木→クリスマスツリー作り、折り紙、ハサミ→布の袋にクレパスでお絵かき
1月
松竹梅→お正月時期に。(門松なども)
2月
梅→(紅白梅も含む)絵の具、タンポ
3月
菜の花→クレパス、絵の具
桜→クレパス、絵の具、タンポ
中には強引に使っているものもありますが、四季折々の花や植物を使うことによって、子どもたちに季節を感じてもらえますし、遠足やお散歩での会話が増えます。また、花の教材は保護者ウケが良いですよ。