くまっくす’s diary

まったりと自分のスキルをお伝えするブログ

2才から始める逆上がり

こんにちは!

 

鉄棒の逆上がりはなぜか日本ではできるできないのこだわりがあったりします。外国ではそこまでこだわりはないようですがね。自分の経験上、逆上がりの練習ができはじめるのはこの頃かなと思います(実際3歳ちょっとで上がりました)

遊び感覚から始められる練習も交えて以下に記していきます。

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逆上がりとは?

鉄棒を両手で持ったところから両足を引き上げ体をひっくり返してお腹を鉄棒の上にのせます。お腹をのせたら頭をあげて腕支持します。

 

鉄棒の高さは?

鉄棒の高さは子どもの胸辺りが一番良いです。公園などなかなか小さい子ども用の高さの鉄棒はないと思います。高さ調節できる体操教室の鉄棒を使用するか、とてもいい鉄棒を購入するか、鉄棒のしたに板などでかさ上げして高さを合わせましょう。

 

必要なポイント

これはどの年齢も共通です。

  • 腕を曲げる(腕力)
  • 足を振り上げる(腹筋)
  • ひっくり返る(回転の感覚)

簡単に言うとこれらが満たされると逆上がりは上がります。

 

やり易い姿勢

鉄棒を持ち、腕を曲げて胸を鉄棒につけておきます。足は前後にチョキの形にし、後ろの足を振り上げます。どっちが振り上げやすそうか、事前にチェックしておく必要がありますね。体は倒れないようにまっすぐしておきます。手首は鉄棒より下向きにしておきます(ひっくり返ったときに体を引っ張りやすくするため)

 

2歳にどう教える?

一番簡単な方法は、感覚で教えることですつまりは補助でくるんくるんまわす。なかなか言葉では伝わらない年齢ですしね。つまりは補助でくるんくるんまわす。ここで楽しいと思ったらやってくれと何度も何度もリクエストしてくるので自ずと感覚が身に付いていきますよ。補助はまずは腰を持っておく。もう片方は足をもって引き上げてください。危険なのは、回したあとに勢いが強すぎて着地をする際に鉄棒に顎をぶつけること。少しゆっくりで回しましょう。からだが軽く、一人で懸垂できるくらい腕力がある子ならどんな高さの鉄棒でも感覚さえ覚えてしまえばくるくると回ります。ヨーイドン!と急かしてみると案外スルッと上がります。そこまで腕力がなく、ひっくり返ったら手が伸びてしまう子どもの場合は、足を降って体を引き上げる動作が必要になります。

 

足を降るには走らない方がいい

逆上がりは走ってするものだとイメージする方もいらっしゃると思います。確かに勢いがついて地面を思いっきり蹴って引き上げることやリズムをつかめるという事例もあり、それでできる子もいます。が、腕が伸びてしまう可能性や、引き上げるべき足が上に行かずに前方で止まってしまったり、外なら砂で足が滑ってしまうといったデメリットが多々あります。なので走らずに、足を前後にしてたっている状態から一気に足を振り上げた方が滑らなかったり、鉄棒に胸がついている状態の方が腕が最初から曲がっているため、鉄棒に体をのせやすかったりとメリットもたくさんあります。このやりかたで進めていく方がいいですよ。

 

家でできる練習

棒を使用して懸垂引き上げや懸垂静止、ただの引っ張りあいをして腕力の筋トレをしたり、振り上げキックをブンブンしたり、床で後ろにコロコロ転がったりして遊び感覚で練習してみてはいかがでしょうか?難しいですが、背倒立なんかも腰を引き上げる練習にもなるので、親子で筋トレしながらコミュニケーションを深めてはどうでしょう?

 

細かく言い出すとおそらくキリがないですが大まかには3つのポイントで出来上がります。小さい頃に逆上がり等の練習をしておくと感覚だけでも残っていくので、将来の逆上がりの練習にも繋がったり、マットの後転(今、結構できない子多いですよ)またまた後方宙返りにも繋がっていきます。遊び感覚で始めていってはいかがでしょうか?