かわいさ100倍!できるようになる1・2才のでんぐり返し(前転・前回り)のコツと教え方
こんにちは!
1才や2才さんはかわいいですよね。よたよた歩き始めて間もなく、興味津々に動き回ります。子どもに何か覚えさせたい、かわいいことをしてもらいたい、など考えはたくさん出てきます。そんなとき、スキンシップ遊びの一環としてでんぐり返し(前転・前回り)をしてみるのもいいですよ!
気に入ってくれると、「何回もやってよ!」とサインを発信してくれます。
でんぐり返し(前転・前回り)とは
床に手を着き、頭の裏を手と手の間に入れ込み、コロンと前方に転がること。
1才や2才さんにそのまま一周して起き上がってこいと言うのはなかなか酷なことなので、回ったらそのまま寝かせておいてあげておいてください(笑)スパルタ育成されるなら別ですが(笑)
ちなみに、この技の行き着く先は倒立前転、飛び込み前転、前方宙返り、鉄棒の前回りや跳び箱の台上前転に繋がっていきます。前方宙返りなんかできちゃうと、とってもかっこいいですよね!
準備するもの
補助者
床
心配なら、マットや布団など柔らかいもののを敷くとよいです。もし失敗して、頭ゴン!は痛いですからね(笑)
見本をしよう
まずは子どもを捕まえてください。そして、これしよう!と見本ができたらベストです。すると、見よう見まねで手を床についてくれる場合があります。
補助者の動き
1.子どもの横から頭の裏に手を添え、もう片方をお腹に入れて腰を上げます。
-チェック-
この時、手は足の近くに着かせること。離れすぎると頭をいれる前に登頂部が床に刺さります。
2.頭をぐっと体の方に入れ込みながらお腹を持ってる手で前方に回しにいきます。
-チェック-
この時、子どもの腰が山なりに上がっているか、足が浮いていたり、後方に動いていないか確認してください。頭が刺さって回りません。
3.回ったら、子どもにニッコリと微笑んでください☆
-チェック-
大人が笑うことで子どもは安心して笑います。
声かけも非常に有効で「たっちして→バンザーイ→おててぺたーん(床に手を着く)→ぎゅっ(床を押す)→ころりーん」と言っていくと次第にやり方を覚えていってくれます。
注意点
何回も行うと子どもは勝手に回ろうとします。その時に頭が刺さり、前に転がらずに詰まってしまうことが多々あります。その時に無理やり回すと首を痛める可能性がありますので、いったんやり直させることがベストです。できそうであれば温かく見守ってあげてください。
布団を折りたたんだり、柔らかいものの下にクッションを置いて下り坂を作ってあげると、でんぐり返りの補助台として機能します。手を着いた床から頭までの空間が高くなるので頭を入れやすくなります。
余談話
- 立って歩くまで遅かった子どもは経験上、でんぐり返りが上手になる可能性が高いです。地面に手を着けた際、自分の頭を入れ込む空間をつくるための腕っぷしを自主トレしていたとか思うほどです。おそらくですが、ハイハイの期間が長かったために四肢が強くなっていたのかと思われます。ですから、歩くことが遅かったことは運動面でのデメリットとして考えなくてもよいのではないでしょうか?
- 『でんぐりでんぐり(作・絵 くろいけん さん)』の絵本を一緒に読んでも楽しいと思いますよ。興味付けや、振り返りなどには最適かと(*^-^*)
お父さんお母さんとのコミュニケーションとして、また運動好きな子どもに成長して頂けるツールとしてこのブログが役立てばいいと思います。
ではでは、次の機会にいたしましょう。