くまっくす’s diary

まったりと自分のスキルをお伝えするブログ

クリスマスケーキを作ろう!家でもできる紙粘土遊び(12月保育カリキュラム)

12月といえば、クリスマス!クリスマスの用意が本格て気になってくると家にも街にも

 

クリスマスツリー

クリスマスリース

電飾

 

が彩り鮮やかに飾られていきますよね。幼稚園や保育園でもたくさんそれらをつくって飾ったり、家に持って帰ったりします。ただ、もう既に家に飾ってあるものだったりすることも多いので、せっかく作ったとしても被ってしまいます。そこで、置物なら少ないのではないかと思い、クリスマスケーキを思い付きました。という訳で、家でも保育園で作ることができる制作を紹介したいと思います。


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なぜケーキ?

飾りとしてはクリスマスツリーや、クリスマスリースが定番としてありますが、クリスマスケーキを飾っているところは少ないと思いませんか?それに、ケーキは食べてしまったら形がなくなります。クリスマスのムードをずっと継続していける新しい飾りを家で飾って、クリスマスムードを更に高めていきましょう!

 

ねらいとして

季節を感じ、クリスマスの楽しさを高める。もの作り。身近にある自然のものを使って、ものが出来上がる喜びや発見を知る。創造力・想像力を働かせながら作り上げた達成感や自信を得る。紙粘土の感触を味わい、手先を使うことにより、脳の活性化を促す。

 

粘土遊びの良いところ

創造力、想像力がとても養われます。

0から1のものを作るということは頭をかなり働かせます。そして、指先や手のひら全てを使うことにより、感触の変化や温度の変化などを感じとることができ、感性が磨かれます。

 

自信を養い、達成感を得る

作りあげていく過程も大事で、ものが自分の力で出来上がっていく喜びを知り、自信が育まれます。簡単なものも、苦労して作ったものも出来上がることによって達成感を得ることができます。自信と達成感は心の成長に繋がります。

 

やり直しが容易

失敗しても容易に修正することができるため、何度も何度もトライ&エラーを繰り返すことができます。粘土は壊れたり、他のものと交換・補充したり、触っていても怪我をしたりすることがほぼほぼない安全なものですので、安心して遊べます。あ、失敗した!クシャッ!コネコネ…、でなんとでもなります(笑)

 

集中力がすごい!

子どもは粘土遊びをすると一心不乱となって遊び続けます。黙々と出来上がるまで10分も15分も言葉を発することなく、鼻息だけあらげてコネコネし続けます。これは一つのことに集中し続けているという事ですし、楽しいとわかったときは更に集中力を深めていきます。

 

実はコミュニケーション力もつく!

できたら子どもは報告したくなりますし、自慢もしたくなりますよね。これも一つのコミュニケーションで認められたいという感情が出ているということです。また「なに作ってるの?」と聞くと質問に対して2倍3倍の答えが帰ってくることがあります。またそこで、「自分の考えを伝える」という大切なことを学べます。

 

必要なもの(準備物)

  • 紙粘土
  • 装飾品(どんぐりやビーズなど)
  • カップ
  • 粘土板や新聞紙など

 

以上です。準備するものが少なく、嬉しいですね。金額も

 

  • 紙粘土→100円
  • 装飾品→0円~
  • カップ→0円~

 

と、とても安価でできます。紙粘土は100均で手に入りますし、どんぐりはその辺の公園などで手に入ります。カップは惣菜やさんで惣菜に入れる透明カップを使えばタダです。その他にビーズなどを入れてもかわいいので、紙粘土買うついでに100均で見ていっても良いでしょう。ちなみに、ビーズではないですがオススメは

 

スイーツデコ イチゴ

 

ダイソーで売っているものですが、手芸好きの皆さんもよく使っていらっしゃるようで、結構クオリティが高いです。ケーキといえばイチゴ!ですしね。また、カップもたくさん有りますし、お皿に盛ってもよし、たくさん作るならアルミカップというのも一つの手です。(保育の仕事でこの教材を扱ったときはアルミカップでした)

他にも、ろうそくに見立てたキラキラモールを刺したり、ポッピングシャワーの様にビーズを埋め込んだりしました。
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チェック!

※拾ったどんぐりは必ず加工処理しましょう!でなければ中から虫が成長して出てきます…。どんぐりの処理は、「煮沸して乾燥させる」「冷凍して解凍し、乾燥させる」「レンジでチンする」でできます。


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作り方

紙粘土をカップの大きさにあわせて適当な大きさにカットします。(カップの大きさによりますが、半分くらいでもそこそこな大きさになります。)

粘土が柔らかくなるよう、全体をコネコネします。

柔らかくなったら形を整えていきます。

ケーキに装飾品をつけていきます。

カップに入れる

乾燥させる(放置)

完成!

 

粘土遊びは子どもによって量や形など、色々変わります。なので、かなりアバウトな作り方になりました。

※1.2.3才さんの量は売っている紙粘土の半分くらいでちょうど良いと感じました。

 

チェック!

※1才さんなど特に小さな子どもには食べないよう注意しましょう!

※1才2才さんなどまだ力の弱い子どもの場合はあらかじめこねておくなど、下準備をしておきます。こねておいたものは水で表面を少しだけ濡らし、ラップに包み、その上から濡れタオルをくるんで冷蔵庫に保管します。これで数日間は固まらずに日持ちします。

 

出来上がったものは乾燥してカチカチになります。乾燥すると表面を塗装することもできますので、ペンや絵の具でチョコレートケーキのような色にしたり、カラフルなケーキにしたりと子どもの感性に基づいたケーキが出来上がるでしょう。

リースやスノードームなどと一緒に飾って、クリスマスムードを高めていきましょう!